こんにちは、SOLASTER BizDevの徳永です!

先日神奈川県小田原市にある早川港にて、水中ドローンのテスト走行と位置情報システムの実験を行いました。

弊社SOLASTERでは位置情報マッピング機能を搭載した水中ドローンの研究開発を行っております。少しでも気になる方はお気軽にお問い合わせください!

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早川港について

運良く天気がめちゃくちゃ良かった

早川港は神奈川県小田原市にある漁港で、よく釣り人が集まって釣りをしています。

観光客向けに釣り船を出してくれる漁業者さんもいるらしく、休日はかなり人気の観光地となっているそう。東京からも電車で行きやすいので、釣り好きな方はぜひ!

首都圏の港湾ではどうしても利用許可をもらうのが難しく、なんとかやっとの思いで早川港を使わせていただくことができました。ありがとうございます!

水中ドローンは空のドローンと違って法整備が全く整っておらず、港湾を管轄している行政も許可を出しづらいんですよね…

実験の準備

早川港までは車で来たのですが、最近社用車として日産キャラバンを購入し水中ドローンの機材がかなり運びやすくなりました!後ろに長い車って運転慣れるまで大変ですね…

今回使用するのは当社のドローン!ではなく実験用に買ったQYSEA社のFIFISH PROを使います。

ドローン自体の位置情報を確認するため、専用の音響レシーバーを取り付けます。

そしてアンテナを設置。

こんな感じでハシゴに括りつけてアンテナを水中に沈めることで、位置情報の送受信ができるようになります。

アンテナに接続したPCでマップを見ると、こんな感じでまずはアンテナの位置が分かるようになります。これで下準備OK!

実際にドローンを動かしてみた

実際にドローンを海に投入!今回は船が動かない時間帯でお借りできたので港の中をぐるっと回ってみます。

FIFISH の操作は、空中ドローンと同様に専用のコントローラに自身のスマホを装着して操縦します。

僕も少し操縦してみましたが、使い方はかなりシンプルなものの、思い通りに操縦するのは慣れが必要ですね…

QYSEA社は中国メーカーということもあり、同じ中国のDJIドローンと操縦感覚はかなり似てると感じました。

水中映像も綺麗に録画することができ、マニピュレーターアームでも物を掴むことができますが、これはかなり難易度が高い作業なので実際の漁業現場で使われるようになるのはもう少し先の未来かもしれません。

水中ドローンは有線仕様のものが多いため、絡まったりしないよう常にケーブルを持つ人がいた方がよりスムーズに操縦できます。

写真では分かりにくいですが、少し奥までドローンを進めてみました。で、その位置情報がどうなっているかというと…

ドローンがいる位置もしっかり把握できてます!今度は電波の届かない沖の方まで行って検証していきたいですね。

まとめ

今週は雨続きでしたが、奇跡的に天気も良くテスト走行も上手くやることができました!

次は実際に自社のドローンを動かして性能検証をしていきます。

6月30日に日本水中ドローン協会主催のウェビナー”水中会議”にて私徳永が登壇いたします!

マッピングやコンピュータビジョンといったIT技術を兼ね備えた当社の水中ドローンを紹介いたしますので、ぜひお越しください。

■日時:2023年6月30日(金)15:00~17:00
■形式:Zoomウェビナー(オンライン)
■費用:一般 3,000円
    協会会員 無料
■チケット購入先:https://juda-mizunaka08.peatix.com/
※協会会員は専用フォームhttps://forms.gle/SxCsqRztPZ8rjqto7よりお申込みください