【技術者インタビュー】シニア電気エンジニア：ストロジェンコ・ヴィタリ

大学では電気工学を5年間学んでいて、下記のようなプログラムに取り組んでいました。

私の専門知識のほんの一部分ですが、こういったことを大学では学んでいました。

ソラスター社に入社する以前は、自律型水中ロボットや遠隔操作ロボットの一部として、さまざまな装置や電子システムの開発に8年間携わってきました。

私の研究とプロジェクトは、水中ロボット用の電子機器の開発に関する幅広い業務をカバーしており、私は多数のセンサーとフィードバックシステムを備えた信頼性の高い安定した電力システムを開発しました。

水中ドローン用の高精度センサーや駆動システムを制御するユニットを作ったり、制御コンピューター用の拡張ボードを作ったり、水中ロボットの信頼性の高くトラブルフリーな動作のために、その他100万を超える小さなシステムや基盤などを制作しました。

これらの開発により私はSOLASTERに入り、水中世界を探査・探索できる先進的な水中ロボットとシステムの開発に貢献することを決意しました。

SOLASTERでは、エレクトロニクスの設計と水中システムの実装に関連する仕事に没頭しています。私の仕事は水中環境の特性を考慮しながら、それぞれの機器に適した部品を慎重に選ぶことです。

またシステム全体が問題なく機能するように、さまざまな電子機器を制御コンピューターに効率よく接続することも私の仕事です。

さらに、ユニットのすべてのシステムの設置に責任を持ち、すべての接続と部品が安全かつ確実に作動するようにします。これには、潜水艇の最適な性能に必要なセンサー、アクチュエーター、その他の電子機器の設置と設定も含まれます。

しかし、私の役割は設計と組み立てだけに留まりません。私自身で水中ドローンを操縦し、水中世界の深みに潜ることもあります。そのため、これらの装置のユニークなニーズや実際の性能を理解することができます。

その結果、私の仕事にはエレクトロニクスの構築や統合だけでなく、実際に水中システムと”対話する”ようなことも含まれます。これにより、水中ロボット工学に対する深い理解と専門知識を得ることができ、社内で効果的に業務を遂行するのに役立っています。

エンジニアとしての私にとって、日本での生活は魅力的であり、そのチャンスと展望に感銘を受けます。

私観ですが、日本はエレクトロニクス産業と技術革新の先進国のひとつであり、プロフェッショナルとして、また個人として成長する機会がたくさんあります。

日本の労働文化の重要な側面のひとつは、品質と細部へのこだわりです。日本のエレクトロニクス技術者は、そのスキルと仕事の正確さで評価されます。さらに、日本は高度な技術と高品質の電子機器の生産で有名です。

総じて、日本での電子機器技術者としての生活は、高度な技術と、専門的かつ個人的な成長の機会がある世界へのエキサイティングな旅となるでしょう。

エンジニアとして、私は潜水艇の未来がエキサイティングな新機能と技術的ブレークスルーをもたらすと期待しています。

人工知能と機械学習の能力が向上すれば、ROVはより自律的で自己管理できるようになるからです。これにより、潜水艇はより複雑な作業をこなせるようになり、より幅広い環境での調査が可能になります。

未来の乗り物には、より多くのパラメーターを処理でき、受け取った情報を即座に解釈できる、より精密なセンサーが新たに搭載されるでしょう。

仮想現実や拡張現実はすでにごく一般的なものとなっていますが、今後はより生活に溶け込むレベルで一般的なものになると思います。

当水中ドローンのすべての電子機器を設計したエンジニアとして、私たちの機体が非常に信頼性が高く、かなり機能的なドローンであることをお伝えする準備ができています。

私たちはこの機体を作るために、パワーと制御システムにおける最新技術を駆使しました。

ROVのすべてのシステムを制御できる本格的なインテリジェント・システムを構築し、世界最高のセンサーを装備しました。

これにより、このSOLASTERという水中ドローンはこれまでにない効率と正確さで、さまざまな海洋生態系や水中資源を探査することができます。

弊社の水中ドローン「Solaster ROV」は、高精度な映像や測定データを提供することができます。海上でのマッピング機能も備わっており、海洋に関する調査や観察を行う際には、ぜひ弊社の水中ドローンをご活用ください。