大学では何を学んでいましたか?

私は大学で5年半学び、技術的な機械や複合施設の設計を専門としていました。簡単に言えば、金属切削機械(フライス加工、旋盤加工、ドリル加工)の設計です。

機械工学の基本的な知識ベースはほぼ普遍的なものなので、自分の専門分野に限らず知識を応用して多くの業界に活かすことができます。

SOLASTERに入る前は何をしていましたか?

手前がニキータ、後ろに座っているのは電気エンジニアのヴィタリ

ソラスターに入社する前は、さまざまな仕事をしていました。大学卒業後すぐに、化学工業用のガスタービンを製造する工場に就職しました。そこでは、古い設計図を新しい規格に合わせたり、3Dモデルを作ったり、ガスタービン・プラントの既存の部品や個々のシステムを修正したりしていました。

そこから社内で異動があり、配電変電所や中電圧設備、変電所用低電圧設備を「鉄」(フレーム構造、プレハブ建築、安全基準を考慮した設備用の各種ブラケットや留め具など)を考慮して設計していました。

座標パンチや成形プレスの製造プログラムを作成した上で各段階で生産を監視したりと、常に複数の仕事があるため、注文の緊急度に応じて優先順位をつけていました。

その後、飛行場機器メーカーに勤務し、さまざまなメカニカル・アセンブリ、運転席(外装と内装)、飛行場機器本体(燃料車、汚水車、手荷物運搬車、ベルトコンベア、乗客用階段など)の設計や、最終製品に至るまでの各段階での生産マネジメントを担当していました。

またこの間、多段式マニピュレーター・ロボットの工業用プロトタイプの設計と製造のプロジェクトと、このマニピュレーター・ロボットをベースにした電気基板の自動組立ラインのプロジェクトに空き時間を利用して携わった時期もありました。

SOLASTERでは現在どんなことをしていますか?

SOLASTERでは現在2つにプロジェクトに取り組んでいます。

水中ドローン開発プロジェクト

水中ドローン本体とその制御盤の設計・製造に携わり、社内用とROVの構成部品の一部を発注するサプライヤー等の第三者請負業者用への技術文書の作成、ROVの組み立て、機械的なメンテナンスやテストを行っています。

コンベア選別プロジェクト

コンベア選別プロジェクトでは、現在、デルタ・ロボット用の空気圧グリッパーの開発に取り組んでいます。

日本での生活はどうですか?

日本の好きなところは公共交通機関、鉄道、航空網が非常に発達していることやアクセスしやすい都市環境です。また周辺に植物が多く、安全性が高く私のような外国人でも安心して暮らせることです。

また、日本食や他の国のカフェ、レストラン、バー、料理がバラエティに富んでいることも、おいしいものを食べるのが好きな私にとって大きなプラスです。

水中ドローン産業は今後どうなっていくと思いますか?

水中ロボットの分野は、今後急速に発展すると思っています。ニューラルネットワークの登場と急速な発展は、海底の水中偵察や海洋養殖場の検査に新たな可能性を開くことになるでしょう。

また、部分的あるいは全体的に水中にあるさまざまな工学構造物の検査が、より緊急性を帯びてくると考えています。

私たちの水中ドローンを宣伝してください!

私たちの水中ドローン”SOLASTER”はシンプルかつ堅牢な設計で、メンテナンスが容易です。搭載するアタッチメントやシステムに応じて、さまざまな作業用に再構成できることも魅力的です。

弊社の水中ドローン「Solaster ROV」は、高精度な映像や測定データを提供することができます。海上でのマッピング機能も備わっており、海洋に関する調査や観察を行う際には、ぜひ弊社の水中ドローンをご活用ください。

SOLASTERの機能や性能について知りたい
製品ページ
水中ドローンの利用について相談したい
お問い合わせ