2023年8月23~25日に開催された「第25回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー」に初出展いたしました。
当ブースでは、水中ドローンの実機の展示やVR体験、コンピュータビジョン技術の紹介をいたしました。
展示会概要
名称 | 第25回ジャパン・インターナショナル・シーフードショー |
開催日時 | 2023年8月23~25日 |
会場 | 東京国際展示場 “東京ビッグサイト” 東展示棟 5・6ホール |
主催者 | 一般社団法人 大日本水産会 |
出展対象品目 | 魚介類、水産加工品、水産加工機器・関連装置、陸上養殖・海面養殖技術など |

ブース位置
当社のブースは、東6ホール側の入場口付近のフィッシュネクスト技術展エリアにありました。


出展製品
水中ドローン
水中ドローン、別名ROV(Remotely Operated Vehicle)とは、水中を自由自在に動くことができる小型ロボットです。
海洋調査から水中撮影など様々な用途がありますが、当社の水中ドローンは主に水産、養殖、海洋研究における使用を想定しながら研究・開発を行っています。
展示会では、実際のウニの殻やアワビの貝を使用しながら、当社水中ドローンの映像認識技術をリアルタイムで試せるAI体験会を開催しました。


赤い丸で囲まれている貝やウニの殻はリアルタイムで映像認識され、画面内の黄色の丸で囲まれている部分に表示されます。
また、貝やウニだけでなく、名刺などのものでも事前に登録すれば見分けることができますので、可能性は無限大です。

VRゴーグルを用いり、水中ドローンの操縦体験ができるコーナーも用意しました。


水中ドローンを操作するコントローラーは、ゲームにも使われるもので、操作方法も難しくありません。
体験者の方からの「マインクラフトの操作方法に似ている!」といったコメントもいただきました。


今回使用したコンピューターシミュレーションは非常に現実に近いため、水中ドローンの操縦練習にも使用することができます。
実際にプールなどの場所を借りるのが困難な時でも、シミュレーションによって手軽に操縦練習を行うことが可能になります。
映像認識の動画
海中テストの動画
コンピュータビジョン
コンピュータビジョン技術は、ベルトコンベア上の魚介類を瞬時に種類・サイズ・状態別で分類することができる技術です。

映像認識技術により1分間に約250匹の魚を認識することができます。(ベルトコンベアの速度によっても前後します。)
また、この映像認識によるデータは、デルタロボットによる仕分けや魚のカット加工など、その後の作業段階で使用することができ、加工工場におけるシームレスな作業を可能にします。


仕分けの動画
並びかえの動画
SOLASTERは、水中ドローン、コンピュータビジョンともに今後の製品化及び生産化を見据えた実証実験のパートナーを探しております。
- 水産や養殖過程を効率化したい!
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こんな方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
SOLASTERについて
SOLASTERは、これまで20年以上水産業に従事してきた経験とITの最新技術を融合させる会社として、2021年に設立されました。
「水産業界を、もっと革新的で持続可能に」というモットーとともに、水産業界の様々な課題を解決するための解決策を提案します。